カリキュラム
BASIC COURSE(基礎コース)
4月~9月/週1回・6ヶ月
ライティングの基礎技術から業界の仕組み、企画の売り込み方からライターとしてのチャンスのつかみ方まで、現場ですぐに生きる知識を一から丁寧に教えます。また、毎週の課題はその都度丁寧に講評されますので、情報紙・雑誌・WEB・取材の仕方からカメラワークまで、6ヵ月でライターとしての基礎力をしっかり身に付けることができます。
ライターになるには <まず最初のハードルを越えよう>
- ライターという仕事
- プロとアマチュアの違い
- 文章を書く目的/何のために・誰のために書くか
- 文章表現の基礎
- 文体の使い分けかた
- タイトルリードのつけかた
- 商品としての文章、伝わる文章
- 読者を惹きつける文章の基礎技術
フリーライターの仕事 <お金が頂ける文章を書く>
- 仕事の取リ方
- ライターは足で書く
- 経験者が教える効果的な取材のイロハ
- 次の仕事につなぐコツ
実例に学ぶ:企画立案から売り込みまで <選ばれるライターになる>
- 情報収集の仕方
- インターネット活用術
- 台割りの作り方
- マインドマップを作成する
実例に学ぶ:情報誌・フリーペーパーとは?<生活密着・地域密着>
- 情報紙ができるまで 編集企画の立てかた
- ペイドパブリシティ
- 記事広告の作リかた
実例に学ぶ:取材に必須 <写真とカメラの知識・撮影技術>
- ライターに必要な写真の基礎知識・カメラの基礎技術
- 取材時のカメラワーク
現場に学ぶ <印刷の基礎知識>
★修了時には「ライターベーシックコース修了証」が授与されます。
ADVANCE COURSE(上級コース)
10月~3月/週1回・6ヶ月
ライターはさまざまなテーマで取材やインタビューを行い、情報発信をします。はじめは何が向いているかわからなくても、企画から取材・編集・印刷の工程などさまざまな経験をし、現場第一線の講師から出される課題に正面から取り組むうちに、自ずと自分の進むべき道が見えてきます。オンザジョブ・トレーニングもその一つ。また、自分では気付かなかったコピーやシナリオの適性を思いがけず見いだす人もいます。3月には卒業後のライフプランも作成します。
プロとして第一歩を踏み出すには、まず「経験」が必要です。授業の中のOJT(オンザジョブ・トレーニング)で経験を積むことが出来ます。
編集の基礎知識 <出版の世界/編集者とライターの役割>
- 編集者の仕事とは
- 出版までの流れ
- 企画立案(書籍・雑誌)
- 構成とラフレイアウト
- 校正
ジャーナリストの世界 <ジャーナリストとして大切な心構え>
- 情報収集のしかた
- 構成のしかた
- プレゼンテーション
取材インタビュー <効果的なインタビューのしかた>
文章表現の応用編 <印象に残る文章とは>
オンザジョブ・トレーニング <実際の仕事を体験>
- リライト・取材同行・ライティング・グループインタビュー
コピーライティング <広告コピーとは/通常の文章との違い>
- コピーライターの仕事
- コンセプトの発想法
- ビジュアルとコピー
セルフブランディング <自分を売り込む営業力を身につける>
シナリオの書きかた <プロットからハコ書き(シーン構成まで)>
- シナリオの基礎知識
- オーディオドラマの基本的な書きかた
編集企画会議の実際 <ロールプレイングによる体験授業>
- 本・雑誌の企画案出し/ライフテーマの持ちかた
- 卒業後のライフプランを考える/ゴールシートの作成
SEMINAR(ゼミナール)
月1回・12ヶ月
卒業後ももっと深く学びたい、ブラッシュアップをしたいという方におすすめです。
コピーゼミではよりブラッシュアップしたコピーのスキルを身に付けます。卒業生には宣伝会議協賛企業賞/テレビ朝日賞受賞者も。
また、ライティングゼミでは創作にも力を入れており、コンテストの応募のサポートもします。卒業生には小川未明童話賞や北日本文学賞日本感動大賞などの受賞者もいます。
また、単にスキルを磨くだけでなく、仕事に行き詰まったときに講師のアドバイスを受けたり、クラスメート同士で仕事を融通し合ったりと、さまざまな形で友好活用されています。
コピーゼミ
「言葉シゴト人」のノウハウを大公開
打ち合わせ方式を取り入れた、参加型の講義形式。提出された課題は、ひとりひとり丁寧に講評します。
さらにオリエンからブレーンストーミング、企画立案、プレゼンテーションまで実際の広告制作の流れに沿った授業を展開。目標は自分のコピーを売りモノにする、つまり「言葉をシゴトにする」ノウハウを身につけること。また、卒業制作では、就職活動に役立つ「カンプ」を自分で企画し制作します。さらに、毎年秋の「宣伝会議賞」での予選通過率の高さは、他の追随を許しません。
講師:横川謙司
講師からひとこと
メディアが多岐に渡って、様々な情報がシノギを削っています。
その中にあって、個性を際立たせ、端的に魅力を伝え心を捉える手段として、言葉の力は、ますます必要となっています。
本科で、頭のコリをほぐし発想を柔らかくしてきた皆さんを、ゼミでは次のステップへお連れします。
依頼主の問題は何か、言いたいことを、どう、ターゲットの聞きたいこと、に翻訳するか。そして、自分の書くものを「売りモノ」にする方法について、より具体的にお話しします。みなさんの意見も採り入れつつやわらかく授業を構成してゆきたいと思います。
ライティングゼミ
プロとしてどんな文章もこなせるように!
エッセイ・短編小説・シナリオなど書きたいことをどう「作品として」書くかということを徹底的に訓練します。
様々なジャンルの作品、いろいろな形式の文章(手紙文、日記文など)に挑戦し、最終的には商品として堪えられるしっかりした作品が書けるようになることが目標。講師の講評はもちろん、生徒同士が批評しあい、切磋琢磨することで更なるレベルアップを狙います。ときには受講生同士のシビアな意見交換も刺激となり、お互いの作品の完成度を高めるのに役立っています。
講師:市川信二
講師からひとこと
ゼミの時間はすべてライティングに使いたいと思っています。長めの文章を書くことに集中し、書きたいことをどう「作品として書く」かということを訓練します。
目的としては、主にしっかりしたエッセイを書けるようにいろいろなジャンルや形式に挑戦し、そこから「書くということ」がどのようなものかを知ってほしいと思います。
本科では一方的にみなさんの書いたものを批評してきましたが、ゼミではみなさんにも意見を述べてもらうことも多くなります。すでに生徒さんが何かの媒体に書いた作品なども勉強の材料にします。
さらに各種賞への応募を奨励し、作品の指導を行っています。